こころに慈雨が降るのです
心が冷たい風にさらされて、心が風邪をひいた。 それでも無理してがんばったら、風邪をこじらせてしまった……。 大切な、愛する人が、もしもそうなってしまったなら……。 できることは、もしかしたら、あまりないのかもしれません。 なぜならその人に、がんばれと言うことも、新しい世界があると見せようとすることも、愛している人がいっぱいいると言い聞かせることも…… それは、ごろんとうたたねしているところに、分厚い布団をかけるようなものなのかもしれないからです。 愛する人のためにできることは、降っていることを忘れるほどの、霧雨ような慈雨を、えんえんと降らせること……。 乾いた土の色もかえないほどの細かな粒の慈雨が、 時間をかけ、やがて乾ききった心をいつのまにか潤していくのかもしれません。 そして、読んでいる私の心にも、いつのまにか慈雨が降り、じんわりと涙が浮かんで、今もまだ止まらないのです……。
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はなちゃん、心にしみるご感想を書いて頂きましてありがとうございました😊 ちょっと重すぎたかなと思いましたがいつかは書きたい内容でした ご感想やペコメやスターも本当にありがとうございました😊
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