その人のことを思って泣く人は、必ずいるんだ
現在進行形で実在する人権問題を題材にされた作品と受け取りました。 人権感覚とは「その人のことを思って泣く人のことを想像できるか」がとても大切だと考えてきたので、「私が泣いた理由」というお題に際して人権侵害について語られたことは、響きました。 理不尽さや人間の汚さが容赦なく描かれる中で、少女の在り様や少年の心情がとても美しく感じられるのが、すてきです。
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