現代版人魚姫
人魚姫と言えば誰もが知っているアンデルセン童話です。 主人公の恋心の切なさがそれになぞられて行くように話が進みます。 どんなに思っても思っても汲み取って貰えない泡沫のような恋心は、やがて海に溶けて沈んで行くのだろか? それとも王子様が掬い上げてくれるのだろうか? 含みを持たせた終わり方に読者側の想像力を掻き立てられます。 少しSが入った王子様は、女子の心をくすぐりますね。 主人公が夢中になってしまう気持ちがわかります。 切ない恋物、語素敵な作品をありがとうございました。

この投稿に対するコメントはありません