小池 海

余白で増幅される感情
あらすじからすでに悲しい話というのがわかります。 そのためか読みすすめても、謎に触れるたび不吉な感じが増え話が進んでいって、後半なればもう転がるような悲劇で、最後には奈落まで……。 文章が終始淡々としていて、行間に余白を感じさせます。 そこに読者の想像力が働いて、綴られている文字以上の感情が生み出されているんだなあって。 オープンスペースなままの余白が今以上に著者の表現で埋められていくとしたなら、中長編の、より重厚な物語が出来上がってしまう気がします。 でもやっぱり、この余白こそが著者の魅力であるのかもしれなくて、非常に悩ましいなあと一読者として勝手に感じています(何様だw 朝から感情が揺さぶられる物語でした。
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小池さん 本当にありがとうございます 朝のコメントはこんな深い意味を込めていただいてたんだと、改めて嬉しさが増して来ました。 皆さんの作品に伺わせていただいて行間を読ませると言うか行間もストーリーの流れだと感じる時があります。 小池さんのおっしゃる通り自分の言葉で表現出来る語彙力をつけていつか長編を書きたいと思っています。 そしてもうひとつ。感想をしっかり伝える事、これが一番文書力がある方と考えてます。小池さんの様に的確に読み解きその感想をしっかり伝えられる力、尊敬しますし、私もその力をいつか持てる様に頑張ります。 これからもよろしくお願いいたします😊
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