もちもち

完結おめでとうございます!
長かったような気もするのですが、一つ一つのシーンを思い出せるほど印象深く記憶に残る物語でした。 初期の二人の印象から全く反転した印象に変わっていますが、それがとてもしっくりときています。これが二人の本当の姿だったのだなあと。 『浮城』とほのかにリンクするくだりが暖かくて、赤毛の彼の存在はやはり二人にとって重要であり、その結果が「閉ざされた」と結ばれるのがこれ以上なく『完結』の形であると感じています。 歪んで始まった関係は、固く固く圧縮されて綺麗な円形に収まったのですね。美しい物語と評するのが相応しいなと思いました。 (Twitterでもお話させて頂きましたが)キーロさんは環境的に歪んでしまっていて、ルウさんと出会うことで引き返せないほど拗れてしまうのですね。 もしも先に赤毛の彼と出会っていたら、全く別の可能性があったのかもしれないし、それを自分も分かっていて、尚更自分の状態を客観視して達観している印象です。 翻ってルウさんは、純粋培養の狂気なので、逆に客観的に自分の感情が見えていない(キーロさんを鏡として推し量っているような)印象がありました。この辺りが、最初の印象と真逆だなあと感じています。 案外にキーロさんの方が人物描写を的確に客観的にできそうな感じなのですね。 ルウさんにキーロさんを語らせると主観てんこ盛りになりそうな感じでしたものね笑 本編ラストでしっかりと結ばれていたはずの手が、『浮城』開始時では綻び掛けているのですよね。だんだんとずれてきてしまった絆を、再度結び直す物語が『浮城』なのかなと考えているところです。 途中、二人の関係が殺伐として更新が楽しみなような怖いような、やっぱり楽しみである明日が楽しみな更新期間でした笑 まだこれからも楽しみな期間が続くと、正座待機でお待ちしていますね! 改めまして、『死が二人を結ぶまで』、完結おめでとうございました!
2件・1件
もちもちさん……っ!感想まで頂き本当にありがとうございます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) いつも励ましの言葉を下さり、時にはキャラ語りにまでお付き合い頂き、と大変お世話になりました。もちもちさんとお話ししていた中で思いついたエピソードも沢山盛り込ませて頂きました。 楽しんで頂けたようで本当に良かった。作者としてとても幸せです!
1件

/1ページ

1件