吉野衣織

言葉の感性の鋭敏さを感じた作品
4000字の中に無駄がひとつもなく、綴られている言葉すべて、選ばれた印象があります。けれど計算尽くの硬質さではなく、やわらかい。 ひとつの恋の物語が本質を捉えて昇華されているところも、鋭利でありながら共感がありました。 その生き方も、出来れば新しい恋も応援したい。静かに前向きな気持ちで読み終えられたお話でした。
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吉野伊織 様 コメントありがとうございます。お言葉をとても嬉しい気持ちで読ませていただきました。 言葉選びを「やわらかい」と言って下さったことも、前向きなお気持ちでラストを迎えていただけたことも。私も、この生き方を選んだ彼女のその後に思いを馳せながら、新しい恋と出会えた時は応援したいなぁと思っています。
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