Miyuking

語彙力なくてごめんなさい
2日かけてなぞるようにゆっくり読みました。(所々誤字があるのは見なかった事にして( ´罒`*)) 伝えたい思いは沢山あるのですが、溢れる言葉をまとめる能力がないので支離滅裂だったらごめんなさい。優先席から始まる出会い、最初は皺が刻まれたおじいちゃんとの出会いからどう恋愛小説になっていくのかと首を傾げましたが、読み進めてなるほどと膝を叩きました。人よりも急速に老いていく病気を知ってはいたもののウェルナー症候群という病名なのだと初めて知りました。三谷と長谷川という人物像、彼らの裏側にある思い。由花の揺れ動き移り変わる感情や本人も気付く幼さ故の荒削りな感情や行動。そして、私は必ずしも親から溢れんばかりの愛情とやらを受けずに育ってきたため、平山のご両親が由花のバイト先を訪ねてきた思い、頭を下げる覚悟、子を守る愛情…。そうか親というのはこんな風に考え、優しくて強い唯一無二の愛情を子に与えるものなんだな…とふと羨ましくもなったり。後書きに書かれてましたが、共に過ごしてきた時間、歴史からの理屈じゃない信頼や友情があるからこそ言える冗談や軽口。きっと私が由花だったら、やはり心地よく羨ましく何よりも楽しい時を過ごしただろうと思う。悲しいかな、女性はなかなかこんな風に何の計算も腹黒さも狡さもない関係性を築くのは難しいからです。男性ならではと言っても過言ではないかもしれません笑 そんな思いを抱きながら、登場人物それぞれの葛藤や感情、行動の意味を出し過ぎず薄すぎず絶妙なバランスで描き、10年後の3人の人生が希望に満ちている最後に言い知れぬ満足感と高揚感を感じながら閉じました。あぁ、伝えたいことの3分の1も伝えられない!!なんなら読書感想文を書いて提出したいくらい!そうそう、私は有楽町線和光市方面の電車に乗って帰宅するし、幼い頃から池袋と共に生きてきたのでものすごい親近感でした。なんか嬉しい。 最後にひとつだけ。私が1番大好きで心から尊敬するアーティストさんが昔、ある雑誌で言っていた言葉があります。「後悔は先に立たないけど役に立つかもしれない」この言葉に私の人生は何度も救われ前を向いてこれました。いつしか私の座右の銘となり、この言葉と共に生きてきたといっても過言ではありません。だから「後悔」は決してネガティブなものではなく、人にとって必要な感情なのだと思います。また恋愛小説書いて下さい。
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