価値観
ポジティブは正義。 ネガティブは悪。 そんな価値観を絶対とする世界に「生きて」いる、「私」のお話。 物語を通して、少年の感情の成長が見えるが、それが果たして正しい成長であるのか。抑制や制圧は感情の在り方として正解なのか。 けしてそうではないと言える社会が、この先も在ればいいな、と心から思いました。 また、斬新な設定にも注目を。語り部である「私」という存在も面白いです。 ラストシーン、「私」を見る少年の姿、表情の描写に切なくなる。考えさせられました。 素敵な短編小説でした。
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ありがとうございます。 妄想コンテストはダメでしたが、とこさんの感想に元気付けられました。 丁寧に読んでくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
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