核心に迫っていく
この物語のメインヒロインの女の子が、大切な中3の最後の大会前に突然退部し、その後の部員達の憔悴や葛藤・後悔を通して退部に関する核心に迫っていく短編小説。 中学生特有の思春期の心の揺らぎが各々の描写で上手に表現されていて、明らかになる真実とそれに部員たちが立ち向かっていく姿に、読者は大きく心が揺れると思います。 リレーしていく視点の転換は、残念ながらサイズ的な問題で泣く泣く削ぎ落とさざるを得なかった話も知っていますが、これでも充分に伝わりました。 小説の骨組みが珍しく、興味がそそられました。すごい考えられた作りで、とても気に入りました。 めちゃめちゃ面白かったです。 ありがとうございました。
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とこさん、ステキなレビューをありがとうございます(^ ^) 文字数オーバーでだいぶ削ったり、公開後に奏の激情を書き足したりした思い出深い一作なので、本当に嬉しいです。 考えられた作りと言っていただいたのも嬉しかったです。 ありがとうございました(^ ^)
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