水谷遥

読み心地が抜群!
 三人の使い方が、秀逸でした。その折々で「主人公」「対立」「助力」の立場が変更されます。これを「視点変更」と呼びますが、基本、視点変更は芳しくありません。  ですが、本作はきっちりとこれを成立(読みやすく)しています。  これが成立していた大きな要因は、「文章」かと推測します。亜衣さんの文章はとても読みやすく、イメージが伝わりやすいです。今、誰が、どのような感情で、どのように動ごいているのかが分かりやすくて、視点を変更されても違和感なく付いていけるます。  もう一つ、その視点キャラクターを「三人称」で見せるのが上手いので、より分かりやすい。  入り過ぎず、遠すぎず、上手く感情を捉えています。  今回の「三人」の使い方はけっこう複雑なはずですが、上手く整理されて好感でした。   三人のキャラクターがちゃんと立っていて、独立して動いていた、という事です。「ユウ」の生真面目で女々しい性格、零の若気の至り、聖の愛情、三者を成立させるのはバランス配分が非常に難しいので、この辺りも計算に組み込む必要がありますが、バッチリでした。  とても心地よく読ませて頂けました。
2件・1件
ヒネクレモノに改めてコメントありがとうございました!(^^)! かなり初期に書いた作品なので所々分かりにくい場面もあったと思いますが、それもひっくるめて「読みやすかった」と評価してもらえて嬉しいです。 キャラクターの視点変換。 〇〇sideという形で完全に視点を変えて書く方法もありますが、私は全て同時並行で進めていきたいもので😅 何度も失敗を繰り返しつつ、これからも模索して行こうと思ってます。 この度は本当にありがとうございました(o*。_。)oペコッ

/1ページ

1件