小椋水緒

こんばんは、小椋です。本日『あたたかい月』第7章後半を更新いたしました。さっそくのたくさんの応援を、ありがとうございます。 今回、「ん?」と思われた方もいらっしゃるかもしれないのですが、草准とレオの視点が交錯する形になっています。本来なら草准の視点で統一すべきターンだったのですが、どうしてもレオの視点で書きたい場面が出てきてしまって、このような形になりました。 これまでひとつの章にひとつの視点という形で整理して書こうと頑張って来たのですが、どうしても行き詰まってきてしまい、書きたい形を優先することにしました。 これからもこの現象は起きるかと思います。とりあえず、シンプルなやり方ではありますが、アスタリスクで視点を切り替えるようにしていますので、「**********」が出てきたら、草准からレオに、あるいはレオから草准に視点が移ったのだなと認識していただければと思います。 ……いや、本当ならこういう小難しい説明をしなくても楽しんで読んでいただけるように、作者が工夫すべきなのですが……私もまだまだ精進が必要なようです。 「視点問題」というのは本当に難しく、書き手にとって永遠のテーマかもしれないと感じております。 さて、今回は草准の画家としての鬼気迫る(?)修羅場の中にも、小さなキュンを感じていただける場面を交えつつ、書かせていただきました。 気になるところで終わらせてしまいましたが、レオはおそらく、かなり驚いたものと思われますw。 次回、2人の距離はさらに近づくのか……来週日曜日の更新となります。 おかげさまで小椋の方は少しずつ体調も良くなり、通常運転できるようになってきました。 季節の変わり目、皆さまもお気をつけてお過ごしください。
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