在町むかで

こんばんは。橘曙覧の独楽吟、有名な【たのしみは~】。生きる楽しみを集めた歌集です。ほのぼのとした共感があります。 わたしも一首、寄せさせていただいております。 【楽しみは平日の昼日中から寝てるとき君と一緒に酒を飲むとき】 というわけでわたしはダメ人間です、はい。笑  以前、独楽吟のコンテストの時も、応募したのですが、自分が何と送ったかは忘れました……。  独楽吟の中で、わたしが一番共感してい る歌は、 【たのしみは百日(ももか)ひねれど成らぬ歌のふとおもしろく出できぬる時】 なのですが、ずっと悩んで考えていた情景や感情を上手く表せた時や、上の句下の句の片割れが思い付いた時の気持ちは、言葉で表すことが困難です。 同じように感じてニヤニヤしていた人が、江戸時代に、いやいや平安、それ以前から、きっとこの国にはいたんだと思うと、何だかすごく優しいというか、嬉しい気持ちになります。わたし一人では決してないんだ、という……。 しかしまぁ、成らないことも儘ある。 涙のように月光の降る こちら去年の今頃頭に浮かんで、以来1年間それこそ365日ほぼ毎日上の句を考えているのですが、成らず。完敗。 月明かりが綺麗な夜に、その光を見たまんま言葉にしただけなのですが、敗因は恐らく格好が付きすぎていて、何を上の句にしてもこの下の句が食ってしまうんですね。 どうにか歌に、と今も考えてしまうんですが、ずっと頭の5%くらいを占めているんでそろそろ葬ってやろうと思っています。成りさえすれば、すっぱり忘れられるのですがね。 しかし、惜しいからここに載せとく。 完成させてあげられる方がいたら、もらってってあげてください。苦笑  短歌は、本当に下手ですが大好きです。31文字の中で、それ以上のものを伝えられると思っています。下手な上に、寡作ではありますが、死ぬまで作るつもりです。 詩・短歌集はあと一度だけ、今作ってる子たちを年内に更新して、完としたいと思います。 いつもルーズリーフみたいに、変なところから編集してごめんなさい。汗  今度は大人しく、一番後ろに足したいと思います。 それで、今年までの詩・短歌集とはお別れ。 来年からは新しい詩・短歌集に書きためて行こうと思います。 それではここまで読んでくださった方、ありがとうございます。おやすみなさい、よい夢を。
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