Maro(お休み中)

10秒ちょうとに賭ける人生って、いいものだ。
 陸上競技で栄冠を掴んだ沙織、しかし絶頂からどん底に落ち、命を断つ寸前まで追い込まれてしまった。だが浩輔の献身と同じ境遇の女の子の応援でもう一度生きる力が蘇る。沙織の心の変化や逆境を乗り越え、前を見据えて生きる力強さ。そして沙織を支え続ける浩輔の想いが読者にひしひしと伝わってくる。そして世界記録へつながったラストの描写は読んでいて清々しさを感じました。たった10秒ちょっとの時間に賭けるアスリートと支える技術者の想いを神様はちゃんと見ていた。  我々健常者が忘れていた事、気づかぬ振りをして目をそらしていた事をこの小説は教えてくれました。有難う御座いました。
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Maroさん 『私の右脚』を最後までお読み頂き、こんな素晴らしいレビューを書いて頂いて本当にありがとうございます。 もし、少しでも気に入って頂けたとしたら、とても嬉しいです。 今後ともよろしくお願いします。 みぐ🐧
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