【コメント】吉祥寺の良くあるようで、ないお話

がらくたの家

吉祥寺の良くあるようで、ないお話

こんにちは。拝読させて頂きました。言いたいことが散逸しそうなので、先に結論から言いますね。とても素敵なお話です。吉祥寺は昔から馴染みのある街だったのと、エブ編集部さんの「洗練された文章」という言葉に惹かれて少しずつ読み始めました。サンロードや井の頭公園あたりの描写、懐かしいなーと思いました。個人的にはあの辺りの秋の光景が好きで。公園に枯葉の絨毯が出来る独特の雰囲気が好きです。余談でしたね。このお話、乱暴にラベリングすれば、ワケありシェアハウスもの、という分類に入ると思いますが、それで分けるにはちょっと勿体ないように思います。向こう脛に小さな傷を持って、屈折してもいい立場に置かれてる凛ちゃん。ひとの弱さを見つめる、彼女の怜悧なほど素直というか大人な視線と、ひとつの描写のなかにキャラクターの個性が表れる文体など、惹かれるものが多かったです。あと、とうもろこし（笑）。あの辺の小さな畑で良く見かけるアレだ、と思い、クスリと笑ってしまいました。凛ちゃんがこれから大きくなって、どんな素敵な女性に成長するのか楽しみです。

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向本 2020/11/26 12:50

Blanc様　まだまだ至らなさばかりが目立つ私の小説を最後まで読んでいただき、素敵な感想までありがとうございます！こんな風に寄り添って読んでくださる方がいるとわかってとても嬉しいです。なかなか思ったように上達せずくじけそうになる中、とても励みになりました。吉祥寺のあの家で過ごした凛のひと夏におつきあいいただき、本当にありがとうございました！

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