ポラード

Purple Haze
私は煙管を咥えて、軽く煙を吐く。 薄紫色の煙が部屋の中を静かに漂い、微かな彩で視界が染まっていく。 チャイナドレスのスレットから覗く、私の脚にチラチラと視線を送る、目の前の震えている男を見据える。 こんな状態でも目のやり場に困るんだ。 私は意地悪な笑みを浮かべ、左手で男の顎を掴み、煙を顔に吹きかけ、わざと胸の谷間を近づける。 男は怯えながらも、煙を嫌がる表情見せ、微かな頷きを見せた。 男の処分は決まっているけど、目の前の震えている男が少し可愛く見えてしまう。 けど、目の前の男に、私の傍にいる価値はない。 いや、生きている価値すらないだろう。 煙管を右手に指で挟むような感じで持ち、瞳を閉じて、微かな息を吐き、薄っすらと笑みを浮かべる。 仲間が動き出す。 今、目の前の男の処分を決定した。 SFさんが物語を描いているのは分かっていたのですが……。 イラストが気に入ったので、勝手にSSを書いてしまいました。 申し訳ありません。 お受け取り頂いて貰えると、嬉しい限りです。
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むしろご褒美ですー!!!めっちゃかっこいいSSありがとうございます!本編のイメージにもムウリーちゃんのイメージにぴったり! 何回も読み返してはニヤニヤしてます*\(^o^)/*リンク貼ってTwitterで自慢してよろしいですか?!
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ありがとうございます! TwitterへのリンクOKです。
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