【コメント】とてもステキな戦国時代でした！

戦国武将とトリップ少女

とてもステキな戦国時代でした！

　この作家の長編を読むのは、多分こま作品が初めてかと思います。　大変面白い作品でした。　パラレルワールドの戦国時代にタイムスリップした少女が、戦乱に明け暮れるこの時代を変えるために織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀、石田三成、伊達政宗といったお馴染みの武将たちに「愛」を教えるため奮闘するというストーリーです。　武将たちのキャラクターが信長をはじめとしてひとりひとり、本当にこんな人物じゃなかったのではと思わせる魅力あふれるキャラクターでした。　この小説の成功は、ひとえに個々のキャラクターの素晴らしさにあったと思います。　最後まで楽しく読むことが出来ましたし、ネタバレになるので詳しくは申し上げられませんが大変爽やかな読後感でした。　実際の戦国時代というのは血なまぐさく陰謀に明け暮れたものでしたが、こんなステキな時代であって欲しかったと心から思いました。　徳川家康のエピソードを読んでいたら俳優の千葉雄大とイメージが重なってしかたありませんでした。　さわやか家康さんのキャラが特に好きです！　

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