ともなり

小さい頃引き込まれた童話的お話。
まず設定が面白い。暗くて寒いことが当たり前の場所で生まれた彼が、その事に疑問を持つ所から物語が動き出す。これはきっとその国では異常な事だったのでしょう、世界が平たいと信じていた人の中に地球は丸いと言うものが現れたくらいに。 そして温かさを求める彼は幾らかその候補を見つけるのに『違う』と結論付ける。ここも興味深い。 理想の場所にたどり着くも彼にとってそこは理想では無かったと言う結末、意外な落としどころに驚きました。 さて、温かい場所委が実在する事を知った彼は、今後ここを完全に諦めるのか、それとも家族や仲間と共に移住して来るのか。 その辺りの続編も期待されます。
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まさか感想まで頂いていたとは…本当にありがとうございます!! これも続き、書いても良さそうですか!? 考えてみます…! 実は、それを当たり前だ、と思わなかった、旅にまで出て探しに行った彼を、私は自分で書いていてうらやましく思います… 思い込みで人生を損していないかとか思うと、今まで自分は出来て来たんだろうかとか… こうやってサイトにお話を投稿するのですら、今まで話を色々作っていたのにしてこなかったことを、去年に初めてしたくらいなので… 私の理想が反映されたのが、数々の私の作ったお話なのかもしれません…
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