謎と恐怖、そしてハードボイルド!
人とバケモノの境界、正義と悪の狭間、救うことと滅すること……。 そのどれもが、はっきりと区別できるものではないのかもしれません。 白から黒へグラデーションを描くリボンのように、どこまでが白なのか、どこからが黒なのか……? 凄惨な事件を追う公安捜査官の池上は、まさにその黒と白のリボンの真ん中に立っているような女性・エリカと出会います。 このエリカが本当に恰好いい!  私は大好き過ぎて、ページコメントで思わず「エリカ様!」と呼んでしまいました。 呼び捨てが出来ないほどハードボイルドで素敵なのです。 長編に分類される10万字を超える長さを感じさせないのは、登場人物の魅力に加え、次々に変化していくスピード感のあるストーリー展開、そして長編を何作もお書きになっている文章力のせいでしょう。 ハラハラするシーンの描写は圧巻です! 謎と恐怖、そして黒と白のリボンのグラデーション、とても怖くて面白い物語でした。 ※なお、エリカ様は他の物語にも、ひそかに登場しています。 未読の方は、ぜひ探してみてください! え? どの作品かヒントが欲しい? ではでは、ヒントは『森の中に怪物が出てくる物語』でどうでしょう? そちらも、おススメの一作です。
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花さん。素敵なレビューありがとうございます。 まるで本の巻末につく解説か、帯の紹介文のようで、恐縮してしまいます(^^ゞ 数々の魅力的な作品を書かれている花さん、レビューも素晴らしいですね。身に余るほど光栄に感じます。 この作品は、構想を始めてから書き終えるまで約一ヶ月と、私の中では最短でした。エブリスタでの連載も短期集中だったので、突然現れてすぐに去って行く嵐みたいな感じです。 これまでになかったということで、今の私にとって特別な作品と言ってもいいかもしれません。 なので、花さんのような優れたクリエーターさんにお褒めいただき、嬉しさもひとしおです。 これからの創作に向けて、とても良い刺
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拙いレビューですが、喜んでいただけて嬉しいです。 それにしても、構想を入れて1カ月! 驚愕です…。 hideさんは私にとっては師匠のような方ですから、私ももっと良作を書けるようにがんばります!
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