板坂佑顕

シン・ミツハラミナコ襲来
寡作で知られる蜜原さんですが(←大変失礼)、昨年11月に自分如きとコラボしていただいて以降、年内はもう書けんwみたいな話をされていたので、あれだけのテンションでやり切ればそうなるよなあと思っていたところ。 ギリギリ年内にアップされた本作…なんですか?この快作っぷりは笑 元々、緻密な描写とプロットはエブ随一じゃないかと自分が勝手に思ってる方すが、今回はその両方に加え、現実と虚無を縦横無尽に行き来する大胆な実験を行っています。 なので、ぼーっと読んでると世界観が追えなくなる笑、まあそれも楽しいんですが、これって間違いなく2度3度読み返すごとに、新たな発見があるタイプの作品。 ご自身がスランプだとおっしゃていた2ヶ月の空白期間が、全く無駄じゃなかったことを証明してくださいました。ひとまず危機を脱した大切なご友人を思わせる描写もあり、自分をはじめとする蜜原ホリックにはたまらない作品です。 このモンスター的な才能と知見は果たしてどこまで進むのか…作中でもオマージュを捧げている庵野作品になぞらえて、新でも真でもない、シン・ミナコの幕開けを告げる1本だと思います!
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寡作で知られていたのね!w いやもう過分なお言葉が嬉しくて涙でましたよ。 自分でもいままでとは違う何かができたという手応えがありましたし。ただ、それが読者様に通じるのかなぁ、とも思ってましたし。 本当にねえ、スランプというかライターズ・ブロックというか。 あの期間は無駄ではなかったと。 ちなみに、「ネガティヴ・アクセル」の半分ぐらいはエブに来る前に某SNSに投稿したものです。かなり手は入れましたが。 これからもがんばります。 あ、海坂ころんの歌詞とかいろいろやりたいですね♪
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