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それでもやがて春は来る
西 東
2021/1/17 10:41
痛みを含んだ優しさ。
主人公になる優花さんの目線で語られる物語は、繊細さと気付きに溢れていると感じました。 当たり前と思う事が、実の所、そうあって欲しいと願ってしまう我儘の押し付けなのかもとも考えさせられます。 役割と言ったものを作り上げ勝手にイメージする相手と、実際に触れ合い知っていく相手が第一印象と違う事はよくあるもので、小さな違和感や気付きから相手を正しく知ろうとする優花さんの自身へ向ける目線の厳しい部分は痛みを伴いますね。 それでも名前の通り優しい眼差しを持つからか、読後の印象は雪解けを迎えた早春の清涼な爽やかを感じます。 認められたいとありましたが、認められるには相手を嫌な部分も含めて正しく受け取らないと、何時までもうわべだけの関係になるのかも知れないとも考えさせられました。
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松本健太郎
2021/1/29 10:08
西さんこんにちは! すみません、感想をいただいていたことに今気づきました……。 メッセージへのコメントはお返しさせていただいているのに、蔑ろになってしまい、申し訳ございません。 優花さんが優しく見えるだなんて、ありがとうございます! 私の中で優花さんは、そこまで優しくはないキャラクターなので、西さんに優しいと言われて、喜んでいると思います! 認められたい、というのは色んな意味を込めてのコメントでして、一概にこれ、という意味があるわけではありません。 なので、自由に想像していただけたら嬉しいです。 友達に、家族に、クラスに、社会に、誰かに認められたい。でも、中学生は高校生ほど視野は広くない
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