レモン奏ト

感動しました
絵描きさんとしてのありすさんから出会い、繊細で美しも儚く語るイラストに、一瞬で心を奪われました。  次に、ありすさんの描く物語の世界に触れました。圧巻されました。心奪われました。上手く伝える事すら出来ません。 繊細で美しく儚く、知性と教養に品が溢れる表現力。 重みのあるキャラクター……というのも失礼な気がします。そこには、キャラクターではなく“生きている人”がいました。ラノベでも文芸でもない純文学。出来うるなら紙の本で読みたい。 今まで出会った事がない物語のオーラ。そこには、イラストを描かれるからこその色彩感覚があるのだと感じました。 柔らかい世界の中に、和みや教養。胸をさす言葉や想い。衝撃も悲しみ切なさ。知性や深みある物語。二人にどんどん感情移入して、ラストにかけての切なさと深さに涙が。 暗い色もパステルカラーも織り交ぜるのが人生であり、全てを描いてこその物語。淡くも温かい彩りを感じる、ありすさんの世界でした。まだ知り合ったばかりかつ、深くは存じませんが、ありすさんだけが描ける世界だと感じました。 素敵な物語を、素敵な時間をありがとうございました。 稚拙なレビューを失礼いたしました(>_<)
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香ノ蘭さん 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 この作品はとある友人に宛てて書いたものでした。 その人は東堂と同様に、絵の才能に恵まれながらも、志半ばで自ら命を絶ってしまった方でした。 内容はまったくのフィクションですけれども、その人のひたむきさや、真剣だったゆえに抱えてしまった葛藤や、どうしようもない現実……。 私は外側からしかそれを知らなかったと思います。ですが、それらを昇華できるならば、これが追悼となるのならば……といった気持ちで筆を執った次第です。 『生きている人がいる』 その感想がとても嬉しいです。 きっと友人はこの作品の中で生きてくれていると思います。 もちろ
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やはりそうでしたか……。なんとなく、これはありすさんの実体験が盛り込まれたものではないのだろうかと感じておりました。 残されたものが先行く人の気持ちを推し量ることは出来ません。生きている人ですら、その人の本質や本心を100%知るのは不可能なことだと思います。それゆえ、いつだって愛を持っていたいですね。愛が途切れない限り、想いが消えない限りその人という存在は生きていると思います。 いえいえ。強い想いで描かれた物語は人の心に強い何かを残すのだと、改めて実感することができました。 ありがとうございました。 余談ですが……。 理由は違いますが、学生時代に大切な友人が天国へ旅立ちました。その人が生き

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