景那

だいぶ、遅くなってしまいましたが皆様、あけましておめでとうございます。 昨年は世界的な感染症の驚異に脅え、それは今年になってからも続いています。私には、医療従事者の皆様を始め、感染症対策に尽力なさっている方々、感染症にならないように、気をつけて毎日を過ごしている皆様に頑張ってください、頑張りましょうという言葉をかけることしかできません。私も自分のできる範囲ではありますが、基本の手洗いうがい等、しっかりやっていきます。 さて、話は少し変わりますがこのご時世のためか、自殺者が多い、なんてニュースを耳にします。 私の書くお話しでも度々、登場人物達が自死を選びます。読んでくださる方々は、知っておいでだと思いますが、私の書くお話はお世辞にも上手いとは言えず、明るい話でもありません。私の書いた物語の登場人物たちは、よく、死を選びます。命は軽いものではないと、言いながら、私の書く小説の登場人物はよく、死んでしまいます。私は命を軽視してるつもりはありません。 若輩者の私ですが、誰かにとっては遊びでも自分にとってはすごく辛いことであったり、社会とのズレを感じ、生きづらさを感じながら、生活を送る辛さを知っているつもりです。そしてその中で、生きていく人、自ら命を絶ってしまう人がいることも。 不登校の辛さ、理解されない辛さ、その辛さの度合いは人それぞれで、お前は寄り添えるかと問われると、簡単に頷くことは、私には出来ません。けれど物語を通して、そんな人達にも、少しでも何か届けられる様な作品が書けるよう精進して参ります。 遅筆ではありますが、温かく見守っていただけると、幸いです。 早く、ウイルスの脅威が終息することを祈り、私の作品にたどり着いてくださった数々の皆様。 何卒、本年もよろしくお願いいたします。 そして、これから私の作品に触れてくれるかもしれない皆様と、素敵な出会いに恵まれますよう。 たいへん、長く、遅くなりましたが、以上をもちまして、新年のご挨拶とさせていただきます。 2021/01/21 景那
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