森住セシル

ところで、小説を書いていて気づいたのですが、ずっと一人称でその人の心情に浸かってお話を書いていると、自分の中に常にその人の欠片のようなものが残るのですね。 物語の最初の頃、乃梨子が1人で悶々と悩み苦しんでいたところを書いている時、私も何だか夫に不倫された気分で、日常でも悲しく淋しい気持ちをずっと引きずってしまっていました。 今は精一杯大毅の気持ちになって書いていますが、やっぱり男の人の気持ちに完全にリンクするのは難しいですね。 ただ、こんなにも男として色々考えたことはありませんでした。 何だか新鮮な視点を感じています。
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おじゃまします。 更新ありがとうございます。早速読んできました(^^) 登場人物の欠片が自分の中に残る。そこが小説の醍醐味ではないかと私は思います。

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