静繧 憂

水と油な相性
(なんか凄い音がするけど、大丈夫なん?) (訓練所からですね。行ってみましょうか) それは小型ドラゴンと化した鳳炎を肩に乗せて、実家の敷地内を見回り中の事だった。普段は騒音が気にならないのに、やたらバキドコと岩がぶつかる音やゴォゴォと風が鳴いている音が耳に入ったので。鳳炎の案内で野外訓練所に立ち寄った時の事だ。 「面白い事になってるよ」 出会い頭の挨拶もそこそこに、強固なシールドで守られた観客席の一角で見物していたムグルが、楽しそうにバトル中のストームとウェイクを指差した。 「ウェイクがストームの挑発に乗ってるなんて珍しいね」 「よぉく耳を澄ませてみたら分かると思うよ」 「耳を?」 そうは言われても、魔法の威力が凄くて雑音が酷いんだけど……。暫く黙って耳を澄ましていると、ストームが楽しそうに挑発する。 「カインドがおらへんと大したことあらへんな! ウェイク坊っちゃん♪」 「五月蠅い! この雄オタクっ!!」 「カインドを守っとるんやのうて、守られとる金魚の糞に言われとうないわ」 「ストーカー1歩手前のあんたに言われたくないね! たまには空気読んだらどうなんだよ、オッサン!!」 「誰がオッサンや! よぉ見てみぃ、まだピチピチしとんやろ?!」 「そんなら年増って言おうか?」 「それは願い下げやな!」 ーーで、再びの爆音並びに魔法嵐。 楽しんでいるっていうか、日頃の不満を言い合ってスカッとしたいだけにも見えた。 ======= はい\(^^)/ということで、 唐突なSS失礼しました。 偶然なのか必然なのか、よく二人の相性を見抜けましたねwww 嫌いなわけじゃないんだけど、やたらからかってくるストームに苦手意識を抱いてるウェイク。お互い悪い奴じゃないのは知ってるんで、普段は職場の同僚として。最低限の付き合いはしてる感じであります(*´-`)
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うおおおお!!! SSありがとうございます((o(^∇^)o)) ぴちぴちおっs…ストームだいしゅき~💕 なんと?!ストームくんとウェイクくんそんな関係だったのか…(美味しい(^q^)ジュル…) なんとなぁーく、そんな雰囲気だったような気がしたのでwww (雰囲気で見抜く女、マキーナ)
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