あどけなさの残る少女のささやかすぎる願いが叶ってほしいと切に思える。
人型巨大兵器×少女という設定にまずワクワク。 けれども少女が生体部品として搭乗するのはあまりにも凄惨な戦場。 理不尽で出口のない闇のような世界でも、眠先生に恋し、朗らかに笑う『ひるね』ちゃんが本当に痛ましいくらい可愛いです。 富国強兵的思想のダークな舞台設計だけれど、人間にとって一番大事なことがちゃんと分かっている作家さんだからこそ、納得出来るラストを信じて読み進められました。 物語の展開が素晴らしいだけでなく、深いテーマがあり、面白い作品だと思います。 いつか続編を書いてほしいです。
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感想ありがとうございます。 この話は最初に機械から少女が排出されるイメージが浮かんで、そこから作ったものです。 可哀想な話だけど、それだけで終わらせないよう心がけました。 いつかまた続きを書きたいと思っています。
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