年越し煎餅

江戸時代の徳川政権が実施した『一国一城令』は画期的なものであった。 それは今までの行政を180°変えるものである。 この行政改革を進める切っ掛けとなった人物が織田信長で、その改革の初期の過程が『兵農分離』である。 この『兵農分離』から『一国一城令』へ至る行政改革を学校では教えない為に、理解している者は少ない。 理解している者は歴史好きな者ぐらいだろう。 しかし歴史好きではなく、単に人物の伝記好きな者が、某歴史小説家の影響を受けて江戸時代の『一国一城令』を戦国時代へ適用する者が多くいる。 戦国時代は『下剋上の時代』であって、民は自主自衛の『惣』と呼ばれる組織である。 町も都以外は貿易港を持つ一部の堺、博多など以外は大きな寺社の門前にある『市』であって、城下町と言うもの織田信長によって『兵農分離』が行われた後に発生するものである。 しかし流石、某小説家の○○○○○史観と名監督の○○明の影響は大きい。 ここまで史実をねじ曲げているのには感服する。

この投稿に対するコメントはありません