年越し煎餅

農民とは? 『農民』とは何なのか、素人、玄人を問わずよく歴史小説、時代小説に出てくる人々だ。 この『農民』と呼ばれる人々の正体が全く解らない。 『農民』という文字は公家が書いた平安時代の日記でたまに見かける言葉であり、「農業に従事する人々」のことを指す。 しかし、この言葉は公家に対する意味であって、特に関東(岐阜県大垣市より東側の日本)に住む人々を指している。 後に出てくる『国民』と大差がない。 また柳田国男や渋沢敬三が使用した『常民』と考えても間違いではない。 『農民』という意味では全くどのような人々であるのか解らないので、使用される用例から推察する。 A・戦国時代 B・作物だけを育てている C・武力には無抵抗 Aについては大半の小説で登場する時代設定で特に意味はなく、違う時代でも良いのだろう。 Bについて作物はいつの時代でも博打である。 災害や戦争に巻き込まれると、その年の収穫は期待出来ない。 これは自殺行為でしかない。 つづく

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