福川永介

ネット社会に生きる人間のリアル
ネットの世界では、誰もが仮面をつけている。 本作の主人公はネットで知り合った女性と恋に落ちる。だが、突然会えなくなり、その十数年後、突然会いたいと言い渡される。 迷った末に会いにいくと、予想だにしない真実が待っていた…… 人は嘘をついて生きていること、 家族にさえ真実を隠しながら生きていること。 でも……そうしなければ心のよりどころがないネット社会の悲哀を本作は見事に描いていました。 淡々とつづられる文章の中に、 人間の悲しさと愛しさが詰めこまれていました。 わりとポップでコメディ作が多い作者が描く切ない世界観は、新しい読書体験を味あわせてくれました😊
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福川永介さん、ご感想ありがとうございます! 初めてシリアスなものを発表したのでどうなることかと緊張しましたが、すぐにご感想をいただけて驚きとともに嬉しかったです😊 リアルと言っていただけたのも嬉しい! またシリアスなものも書いてみたいなと思いました。 ありがとうございました〜!
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