藤乃

六葉様 完結おめでとうございます。 一読者の感想としては、律と沙由香のダブルヒロインじゃない方が読みやすかったかなと思いました。律メインにするなら沙由香は悪女のまま退場したほうがわかりやすかったですし、沙由香を救うなら律の描写は少ない方が反感を持ちにくいです。最後にシンデレラの義姉まで幸せになっちゃうと複雑な感情になる人は多そうです。 私は捻くれ者なので、個人的には律のようなお人好しのいい子ちゃんタイプより、沙由香のような欠点は多々あるけど底まで落ちてから救われる悪女タイプの方が読んでいて面白いなと感じます。 人間誰しも多かれ少なかれ欠点はありますし、失敗だって何度もします。酷いことをしても反省して許されるといったような話が私の好みなんだと思います。創作物には登場人物全員ハッピーエンドや最近流行りのざまぁされるような話を求める方の方が多いのだろうなあと思います。 それから佐伯が勝手にした親子鑑定が違法行為にならないのか気になりました。少し調べてみましたが、遺伝子情報は個人情報保護法で保護されており、ボランティアとして提出させて無断で親子鑑定をしたのが第三者だとすると、何らかの形で遺伝子情報が外部流出した時にかなり問題になりませんか?弁護士として何らかの処分を受ける可能性もあります。家族や従業員もいる弁護士がそんな危ない橋を渡るかなと思いました。 経産省によると面談で事前に説明して同意を確認してから検査する、経産省の個人遺伝情報保護ガイドラインに準拠している旨の記載等いくつかの条件をクリアしている業者を選定する様に書いてありました。 実父母の知らないところで相手に嘘をついて試科を採取して、無断で親子鑑定をする佐伯は弁護士として不信感が募りました。律や由貴ももしかすると慰謝料請求されるかもとは考えてなかったんですかね?逆に、中田の奥さんが由詩の髪をボランティアで出させて勝手に親子鑑定されたら許せないと思います。 父親に関しては由詩が知りたいと思った時、由詩が病気や怪我等で血縁関係の協力が必要になった時、兄弟間で恋愛関係になるような状況になった時等に調べればよかったのではないかなと。あそこまでして父親を調べる必要があったのか疑問です。 創作内のことなのに細かいことを指摘して申し訳ありません。連載お疲れ様でした。ありがとうございました。ゆっくり休養なさって下さい。
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いつも感想をありがとうございます😊 遺伝子情報についてはどこまでも書くか、いつも悩む点でしたが、必要な分、と考え、(母親になる律の決意の表れ的な視点でした。)今回はこんな風にしましたが、一応、僅かながらですが病院や研究施設なのでの遺伝子のボランティアは、成人であり本人の提供の意志がある事、この時点で嘘ボランティアを募っていますし、弁護を引き受ける見返りとして参加してくれませんかと要請していますので、違法ギリギリのラインかと思われます。 現実には無いと思いますが、「事実は小説よりも奇なり」とも言いますので、お話の中のグレーな一面と捉えて戴ければと思います。 暫くはお休みをしようと考えており
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