穂二谷 螺良

 こんにちは、自開のび太さん。報告ありがとうございます。応募できて良かった! 名作でも応募しないことには何も始まりませんからね。批評をもらえるのはありがたいですよね。  私は前回の最恐小説大賞で優秀作品に選ばれた際に批評をいただきました。プロの目は厳しい……と痛感しました。 「お前は極悪人だ!」は、グイグイ読まされました。読者にページをめくり続けさせる力があるのは素晴らしいことです。本当に恐ろしいのは、オバケじゃなくて人間ですね。 
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そうでしたか。でも漫画の持ち込みもそうですが、プロからまず褒められることはないと聞きました。 実際出版されている方も、編集部から信じられないくらいダメ出しを受けてるんだと思います。厳しい意見を受けてブチ切れたりするようじゃクリエイターは無理ですよということなのかもしれませんね。 「お前は極悪人だ!」についてもありがとうございます。今のコロナ禍で実際にあるんじゃないの……と思って書いたんです。仰るとおり、人間は平気で人を陥れますので。世知辛い世の中です。 まあ、明美は決して悪気があって噂を流したわけではありませんでしたが。
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 実際、そういう事件はありましたよ。今でもあると思います。医療従事者の感染リスクが高いから、その家族が差別されて「学校に来るな」と言われたとか。  恐れる気持ちはわからないでもないですけど、過剰に恐れて感染してるかどうかもわからない人を迫害するのは間違いですよね。  一人でも多くの人が、こういう社会問題について考える良い機会になれば、あの作品を書いた甲斐があったというものですね。
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やはりそうですか。 なぜ、感染者イコール悪なのか、さっぱりわかりません。今だっていつどこで感染するかわからないというのに。感染者はみなマスクしないで外出してるとでも思ってるのでしょうか。そういう歪んだ正義こそが悪だと私は思うのです。 ともあれ、そういう社会問題を伝える作品は、今後も書いていきたいと思っています。 歩二矢さんにもそれが伝わったならば、これ以上嬉しいことはないです。
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