逆木サカ

得る物と失う物、それによって起こる悲劇を考えさせられます
 妙に明るく、冗談めかして話すロボットが切なさを演出していてとても良かったです。最後には無機質が残るのも根源的な存在価値と無意味になってしまったそれを思わせます。  加えて、感謝の対義となる当たり前という感覚にフォーカスを当て、SFと絡めるアイデアが素晴らしいと思いました。  そしてロボットと人間の対比にとどまらず、人間が反映されたロボットという半端な存在としてのお喋りロボットを主人公に設定したのが効いているなと感じました。  悲劇が起こる原因は、いつだって重大な何かではなく、ほんの少しの欠如や過ちの積み重ねですね。
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どどめ様、とてもいい感想をありがとうございます。このお題を消化するのが難しかったですが、そう言っていただけて嬉しいです。
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