まめこ

ζ
最後まで読んでもう一周したときに一つ一つが当てはめられていくような感覚が好きです。 ζ章の手紙に出てくる「君はどれくらいの濃度で君として存在していますか」、どういう意味だろうと読み進めるうちになるほどな、と思いました。 花薇の弱ってしまった部分から生まれたものが心の支えになっていて、その存在がどれだけ花薇を大切に思っているかが伝わってきました。 でももう続けられないし逢えることもない、叶うなら僕も、と言っていた聡一郎。どうにもできなくてもどかしいですが、2人が最後の時間を過ごせていることを願います。

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