安積みかん

ひとりぼっちになるのが怖かった、昔の自分を思い出しました。
1ページ目を読んだ時、高士くんは「がき大将」というイメージを持ちました。 しかし、主人公の悟くんがクラスメイトから「うそつき」と責められる場面で、高士くんの印象がぐるりと反転しました。 自分をしっかり持っていて動じない姿が、すごくかっこよく思えたのです。 自分の意見をはっきりと言う人。安易に同調しない人。 そういう人は、うとまれ、「ハブ」にされます。それは、憧れや羨望の裏返しなのではないかと思います。 「自分らしく生きたい」と思っているけれど、「ひとりになりたくない」という気持ちがまさって、長いものに巻かれてしまう人が大半なのではないでしょうか。 そんな中、「横綱になる」という夢を持つ高士くんと、「クラスの立場なんて関係ない」と言い切れる悟くんがとても輝いて見えました。 二人に生きる勇気をもらいました。ありがとうございました。
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丁寧なレビューありがとうございます! とても胸が熱くなりました。 〇〇ねこから視点がずれてしまったのに。〇〇ねこの生みの親からこんな素敵なレビューを書いていただけて、本当にありがとうございます。 学校以外にも世界が広がっていることを伝えたくて書いてみました。
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ごはんねこ、あそびねこを、悟くんと高士くんを繋ぐ、重要アイテム(人物?)として使ってくださったので、とても嬉しいです。 「学校以外にも世界が広がっている」、学校にいる間はなかなか気づかないことですね。とても素敵な作品だと思いました。 ありがとうございました。
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