安積みかん

「ねこ」がそばにいるだけで強くなれる気がした
失恋した「俺」のもとにやってきたのは、「そばにいるねこ」というロボットでした。「俺」は、このロボットに振り回されます。 満員電車のようにぴたりと「ゼロ距離」で体をくっつけてしまったり、「俺」の「(深刻そうという意味で)重そうだな」という言葉に「ねこのたいじゅうはみんなおなじです」と答えてしまったりするところが、「融通のきかないねこロボット」らしくて、くすりとしました。 また、「そばにいるねこ」が鳴く場面では、ロボットなのにまるで感情があるかのように見え、愛らしさを感じました。 最後の場面では、「俺」は今までの卑屈な態度を反省します。「そばにいるねこ」は、ただそばにいただけなのに「俺」の変化を促したのです。 寂しい時や苦しい時、誰かと一緒にいれば気持ちが楽になれる気がします。気持ちの余裕が生まれれば、また前に進めます。 「そばにいるねこ」は、人間の心に寄り添い、寂しさを癒やし、自立を促す「ねこ」なのかなと感じました。ぜひうちにも来てほしいです。 心が温まる、素敵な作品でした。ありがとうございました。
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みかんさん、ありがとうございます!  まず「○○ねこ企画」の原作であるみかんさんの作品が本当に良いお話で、「ごはんねこ」がとても愛らしいキャラクターだったので、自分らしい「〇〇ねこ」の物語を作りつつも、そのイメージを壊さないように描きたいと思いながら書かせていただきました。  「○○ねこ」の魅力は、ロボットなんだけど友達みたいな存在、というところにあるように感じました。  高性能なのに色々と不便な点もあって、しかもネコ!(笑)  すごく親しみが湧いて、人は機能よりもねこ自身を好きになっちゃうところがステキです。  その「友達」らしさをクローズアップしてみたのが「そばにいるねこ」でした。
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「ごはんねこ」の世界観をを大切にしてくださって、本当に本当にありがとうございます。嬉しいです。 感想も宝物と言っていただけてありがたいばかりです。 この度は本当にご参加ありがとうございました!これからもお付き合いいただければ幸いです!
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