飯島 正樹

同級生の話
同級生で、産んだお子さんに先天的に内耳がなく、2歳くらいで人工内耳を埋め込み、補聴器を付ければ何とか聞こえるところまで来ました。が、幼稚園を探す段になって大問題が。聾学校や聾学校附属の幼稚園の多くは「手話の伝統を守る」といって、音声での会話を教えてくれないというそうです。何のための人工内耳やねん?鳥の声が聞こえたり、歌えたりするのに?それでその同級生は知り合いのネットワークを使って探しに探し、手話ではなく音声での会話を指導してくれる幼稚園(全国に2カ所しかない)を探しだし、そこに子どもを通わせるために引っ越しまでしました。(幸いにして首都圏から首都圏への引っ越しで、夫の通勤も可能であったという背景も大きい) ハードウェアの進化にソフトウェアがついて行けてない印象を受けました。
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