【コメント】青春の“if”に想いを馳せて

アルエ

青春の“if”に想いを馳せて

スクールカースト万年二番手、没個性的高校生の「僕」は、CDショップの片隅で、内なるロックンロール・スピリットを奮い立たせるクールビューティーな女学生を見つけ、独りごちる。（友達になりたい……）しかし、その佇まいから「アヤナミ」と名付けた彼女に話しかけるチャンスすら訪れないまま、時は流れた。そんな或る日、バンド仲間の先輩が出演するライブに誘われて──。孤高のロックスターのような存在が、映像の向こう側ではなく手の届く場所に現れた時の高揚感。そして、相手の本当の姿を知り、距離を縮めることに気後れしてしまう葛藤に、共感を覚えるストーリー。更に特筆すべきは、タイトルや作中に登場する BUMP OF CHICKEN の名曲と、当時を彷彿とさせるアイテムの数々。もう引き返せない、青春の小さな分岐点を懐かしむ気持ちと切なさが込み上げてきます。少しだけ昔のあの頃へ。五感で読者をひと時のタイムトラベルに連れ出してくれる、ノスタルジックな魅力溢れる自伝的短編です。

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タカトウリョウ 4/20 20:00

すず音さん。ステキな感想・レビューをありがとうございます✨✨ 丁寧に読んでくださったことのわかるコメント、本当に嬉しく思います。そして「青春の“if”に想いを馳せて」がものすごく気に入りました！本作のトップページのキャッチコピー欄にぜひぜひ使わせていただきたいです🙇🍀

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高石すず音 4/20 22:05

タカトウさん、レビューをお受け取り下さり、ありがとうございます！　キャッチコピーは差し上げたものですので、お役に立てる場所があればお気兼ねなくお使い下さいませ🙏　気に入って頂けて、私も嬉しいです。バンプの楽曲を久々にループして聴きながら、素敵な時間を頂戴しました☺️

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