わんにゃん

切なくも悲しいけれど爽やかな読後感でした
素敵で古典的な『夏の思い出』の爽やかな物語が、後半に一変して近未来的な切ない悲劇に転換します。 非常に効果的な構成だと思いました。 「プロローグ」「瑠璃色の島で」という小見出しに1ページを使ったのは意図的ですよね?本文が次第に長くなってますしね。「エピローグ」もそうですが。このあたりは紙の本で空白を読みたいなと思いました。 青春を懸命に生きた楓と懸命に生きるユーヤとの、どうしようもない彼岸と此岸との透明な壁が心に染み入る、見事な一編でした。 なお、「ニート化した彦星」というのは新鮮でしたw
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早速読んでいただきありがとうございます! 小見出しの演出まで組み取っていただけて感激です。2回どおり読まれるそうですが、その真摯さに心打たれました。 ありがとうございましたm(_ _)m
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