todaka

文章力、描写力よし。キャラクター良し。惜しいのはたたみ方。
 完結まで興味深く、最後まで読ませていただきました。キャラクターの性格的な肉付け、生活感の描写など、良く書けていると思います。主人公のトゥーイがとても良い子で、共感できる人物として描かれているのは好印象です。  文章力も良好で、序盤中盤までは、間違いなく商業向けの小説としても通じるだけの良作と言えるでしょう。  不満なのは、終盤です。  物語全体を貫く謎が解決しないまま終わってしまっています。呪いの正体や、アシュタルテが何者なのか。王が死んだあと、地上の人々や、あの地下の村に暮らしていた人々の運命など、読者が知りたかったことに何も答えが出ていません。  ここまで冒険をしてきたのですから、もっとトゥーイにもアシュタルテにも活躍をしてほしかったと思います。  次回作に期待します。
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todaka様、感想ありがとうございます。 序盤中盤が「商業向けの小説としても通じる」というお言葉はとても嬉しいです。 終盤については、当初コンテストを想定していたため、自分としても枚数を気にして拙速だったという思いがあります。やはり見抜かれてしまうのですね。 現在、コンテストを目指して改稿に取り組んでいる最中なので、お言葉はとても参考になります。 ありがとうございました。

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