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カンダタの糸は深海に堕ちて
朝永京香
2021/5/2 7:07
絶望と希望がミルフィーユ状に…
読みはじめに私が惹き付けられたのはキョウコのプロ根性でした。夫に裏切られながらも任務を遂行する精神力は凄い!と、そして読み進めてながらキョウコよりも私の方がこのまま浮上出来なくなれ!罰を受けろ!と自然に思わせてしまう心理描写。お見事です。 そして最初の絶望的な状況で望みを託させ、希望を与え、また絶望的な場面、そしてキョウコ自ら助けに来たと言う安心感を与え…。またどん底へ。取り乱す彼女と自分の対比で命の絶望と女としての意地をみせつける。これ以上の復讐はないと言うラストのシーンは、読者をも裏切りましたみたいなどんでん返しはお見事しか言い様がありません。 短編でこの迫力…凄いとしか言い様がありませんでした。
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潜水艦7号
2021/5/2 7:45
朝永京香様 まいどありです(><;)! 丁寧なレビューをありがとうございます! 今回は久しぶりにキャラが自分に憑依した感覚になれた気がします。ラストの少しはしゃぐ感じとかは「ああ、後一歩まで来て嬉しいんだな」と後から気づいたくらいで。 なので、こういう結末を思いついたのはキャラが天から降ってきたせいであり、決して自分が病んでいるからではないと信じています(^^;)タブン また、こうして楽しんで頂ける作品を書いていきたいと思います。ご拝読、レビュー、本当にありがとうございましたm(_ _)m
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