みぐ

短編の中に紡がれるドラマ……
 驚きました。こんな短編の中に、これほども深いドラマを織り込む作者の力に……。  この作品は一方の男の語りのみで進んでいく手法を取っていますが、登場する二人の人物は驚異的な記憶力を持ち『暗盤』と呼ばれる頭の中で将棋を指す事が出来ます。この設定そのものが個性的で一気に読者を引き込みますが、過去、引き分けとなったその勝負を30年ぶりにつけに来たその男の真の目的は? その挑戦は確かにこの並外れた能力の持つ二人が協力すれば、達成可能なことかもしれません……。  この勝負の先にある二人で紡ぐ新しい世界を見たくなる、素敵な作品でした!
1件・1件
みぐ様 まいどありです!(><;) 今回は閉鎖環境と立て続けのレビュー、お忙しい中本当にありがとうございます。 暗盤はとある作家さんが実際に東大生がやっているのを見たという逸話から来ています。 私には到底無理ですが(笑 夢の続きを感じて頂けたなら、とても幸いです。 今回も本当にありがとうございました。 (^-^)/
1件

/1ページ

1件