藤川巴

怒りという名の『愛』
すばらしいもの、そして筆舌に尽くしがたいほどに秀でた才能を見せつけられてしまった、というのが正直な感想です。 一見、テーマは怒りのように見えるけれど、根底には深く濃密な愛がある。怒りとは、大きな愛のうえに存在するものなのかもしれないと思わされました。 私には、主人公の怒りが、祈りの言葉のように聞こえます。 かなしみにこころが支配されようとしているとき、そっと背中を撫でてもらっているような、あたたかい優しさに包まれる作品です。 出会えてよかったです。すてきな作品をありがとうございます。私も、「くそみたいな世界」が好きになりそうです。
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泣きました。 こんな短編を丁寧に読まれて、レビューまでいただいてしまって、何とお礼を申し上げたら良いのかわかりません。 巴さんのレビューをこれからも大切に抱えて生きていきたいと思います。 本当に、ほんとうにありがとうございます😭😭

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