深水しのぶ

そこかしこに、いま目の前に
グールドのブラームス、しばらく聴いてないなぁ。 バ美肉おじさん! 世界を「かわいい」で塗り替えよう。 ユイスマンス読んだのは、ずいぶん昔で…… 「好き」「知ってる」「おもしろい」「懐かしい」。 わたしの関心を誘うあれこれが、 そこかしこにちりばめられてて、 砂浜で貝殻を拾って歩く気分で読みました。 終盤まで歩いてきたら、 お話が現実と地続きになっていて。 わたしは何ひとつ世の中のことなんてわかっていないんだな。 見えないところ知らないところで、 コロナ禍より、もっと怖い何かが進行しつつあるのかも。 そう思わざるを得ませんでした。 いま目の前にあるものを疑ってごらんなさい。 耳もとで囁いてくれる作品です。
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わたしもブラームスの間奏曲集は、ケンプさんのが気に入っています。グールドのも悪くはないんだけど。 そう、みんなバ美肉、「かわいい」原理で塗り替えられたら、もっとこう、なんていうのかな、とりあえず現代のギスギスしてたり、病んだ感じなんかはなくなりそう。 しのぶちゃんの「『好き』を書く」、実践しております。 というより、陰謀論めいた感じになっちゃうかもな言い方ですが、新型コロナはなにかの前ふり、もしくはなにかもっと酷いものへのデコイかもしれない……という。 本当に丁寧な感想ありがとうねb

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