春野わか

大正浪漫な乙女達に胸キュン
岡倉さんの作品を幾つか読ませて頂いてるので、お馴染みの面々には愛着があり、そのメンバーがホントに魅力的で、物語の根底に流れる哀しみから救い上げてくれます。 彼等の目を通して語られる女性達は美しく強く、そして儚さがある。 キラキラとした輝きを放つ乙女達の園。 美しい世界に足を踏み入れた圭は、上流階級に巣食う闇の先端に触れてしまう。 強欲さと傲慢さに傷付けられる無垢な魂。 美しい女性達がカタルシスを得られる事を願ってしまう。 調度や小物、当時の食べ物、独特の呼称により、大正時代の情景が頭に浮かびます。 ミステリーというジャンルなので、犯人は?という点にも勿論興味をそそられるのですが、複雑に絡む人間模様や耽美的世界を楽しめる作品でもあります。
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詩のような素敵なレビュー、ありがとうございます。 正直、プロットを作らず、ラストも考えずに書き進め、読み返しては伏線になりそうな部分を必死に拾い集めているため、大まかに考えていた着地点が、大幅にずれているのはよくある話で……。 春野さんのレビューのお陰でこの作品の中心は、上流階級に巣くう闇なのだと理解できた次第です(-.-") 最近再び大正昭和に関する資料を漁り始め、楽しく勉強しておりますが、映像などで見る大正浪漫は素敵でどこか懐かしい……。 犯人捜しは勿論、時間の旅も楽しんで頂けるような作品を目指して頑張ります!
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ミステリーでプロットもラストも決めてないって凄過ぎます😅 常に無計画で突っ走る私も、今、超適当に書いてるBLがそんな感じで苦しくて、力技で落としてるので全く深みのない作品になってます。 おかげで、始め、大体の話しの流れ、ラストは決めておかないとしんどいなと、漸くプロットの大切さを実感してきました。 隼人、山上、勇一郎に圭が大好きです。 彼等が出てくるだけで安心感があります。 それにしても、ラストも決めてないとは…… あ、でも視線も好きです❤️
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