わんにゃん

 『ペット使いの探しもの』(S版)を書いてわかったことのひとつに、小説の終わり方のことがあります。  物語としての終わりと、小説としての(文章としての)終わりとは一致しないということです。  筆者が頻繁に書いてきたSSだと、短すぎるせいか(大半が400字以下です)、ほとんど一致するんですね、この二つは。  アメリカ製のTVドラマのエンディングによくあった、とってつけたようなハッピーで賑やかなエンディングは、観ての通りだったわけです。時代が変われば違和感も大きくなるでしょう。  なので、一致させてもさせなくても良いし、させないならさせないテクニックが開発できそうに思いました。  つまり、物語が終わろうが終わるまいが、小説は終わらせられるし、それは作者の判断一つということです。出来不出来とは無関係ですけどね(^^;;;
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