YUKIMU

 お世話になっております、YUKIMUです。ルイ=ル=グランの章を読んだので感想を送ります。  また面白いキャラクターが出てきたなと思います。生徒監督という過酷さが見て取れる役目に就いていながら精神的にとても安定したマクシムという頼りがいのある人物です。彼は気の良い青年というだけでなく、ルネの才覚に気づける慧眼の持ち主です。その描き方も、単にルネの成績の良さを称賛するのではなく、言葉遊びに気づくという読者から見ても楽しめる仕掛けでした。生徒監督という、当時の風俗を知らなければ出てこない言葉もあり、鹿森様の知識の広汎さに感心します。ページコメントにアンリの回だと書きましたが、マクシムの回とも言えると思います。  特に指摘するような問題点はないと思いますが、学校の話ということで少しだけでも授業を受けているシーンがあっても良いかもしれません。冒頭で突然見慣れない詩が出てきたので、フランスの歴史に詳しくない私は少々面食らいました。そうして少し読者の目をくらませるようにするというのも良いと思うので、見せ方は鹿森様の自由でしょう。 次章のアンリも後ほど読ませていただきます。ありがとうございました。
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お世話になっております!ご丁寧な感想ありがとうございました!マクシムは物語のコミカル担当(笑)&ルネが心を許せるよき先輩として出したキャラで、最後までちょこちょこ顔を出します。お褒めいただき、登場させた甲斐がありました笑 あの冒頭のラテン語の文章の中には、「不死の神」という言葉が入っていて(ルネはその言葉を、不老不死のヴァンパイアと重ねている、というのを示唆しようと思ったのですが)、試験の中での言葉遊びの伏線として冒頭に出してみました。まあ読者はちょっと戸惑うかもしれませんね(笑)。 そうですねえ、授業の様子ですか。。あとあとルネ自身が教師になって授業をする場面は出てくるんですが。うまく入
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