家から逃げ出した少年が出逢った彼とのその先は……?
【物語は】 ある人物が何かから逃げている場面から始まる。この物語にはまず、二つの国が出てくるようである。一つは本作のメインの舞台になるであろう、温暖な気候の司祭が集う国、アストレーゼン。そしてもう一つは、隣国。その中に寒い地域であるシャンクレイスという場所があるようだ。冒頭で出てくる少年は、このシャンクレイスからアストレーゼンへ向かったのではないかと思われる。果たしてこの先、少年にはどんな運命が何が待ち受けるのだろうか。 【舞台・世界観】 司聖とは? オリジナル要素だと思われる。(読み方不明)アストレーゼンという国では司祭の頂点として司聖がおり国を治めているようだ。国王はいないが、実質的な国王の立場にあたるのだろうか?(この時点では、まだどのようなシステムなのか、把握しきれない) 本編に入ると、二人の人物が出てくる。二人は実質この国を支えている人物であり、一人は名前の中に国の名である”アストレーゼン”が含まれる。彼は司祭の長であるが、名前に国名が含まれることから、とても良い家柄のものなのではないだろうかと想像する。この二人がどんな人物なのか、ここで説明されている。 続いて護衛宿舎の近くにあるのだろうか、広い練習場に場面は移る。ここでは恐らく、この物語で重要人物の日常風景について明かされていると思われる。つまり、この物語では”司祭”には護衛がつくという事だ。あらすじに”司祭が集う国”とあることから、その数は多いと想像できる。 更に物語を読み進めると、”司聖の登頂上”という言葉が出てくるので、司聖をまとめるものがいるのではないだろうか。 第一章では主に、この国のシステムなどが明かされていくようだ。 コメント欄に続く
1件・2件
【登場人物について】 司祭の頂点ロシュ 補佐役オーギュ 美少年剣士リシェ 大男剣士ヴェスカ 恐らく、メインの登場人物はこの四人だと思われる。視点切り替えのある物語だ。司祭の頂点ロシュについては、仕事をサボって居眠りをしたりと、一般人と同じような性質も持っているように感じた。かなり高い地位にいるものの、人間らしさも持ち合わせているという印象。 美少年剣士リシェについては、とても世渡りの下手そうな人物である。周りと上手くやろうという気持ちは一切感じられない。彼にはなにか抱えるものがあって、そうなっている可能性もある。 大男剣士ヴェスカについて。とても人間らしさを感じる人物だ。リシェの非礼な態度に
1件
【物語の見どころ】 この物語は、主人公の一人が家から逃れ、隣国にやってきたことを発端として始まっていく。読了済33ページまででは、まだ主人公が明確に冒頭の人物であるとは書かれていないが、恐らくそうなのであろう。しかし、まだ初めてあ出逢った時のことが詳しく語られてはいない。あらすじには”一目惚れ”とあるので、これについてのエピソードは、そのうち詳しく明かされていくのではないかと想像する。 再開の後は、簡単には進展しないように感じた。つまり、再び会うことになるには、何か特別なエピソードがあるのかも知れない。二人がこの後、どのように再会し、どのように仲が深まっていくのかが、最大の見どころなのではない

/1ページ

1件