千瀬 葵

トランプの話、三度です。 今日の更新で第3話が終わりました。文字だけではありますが、その場の雰囲気を少しでもお楽しみいただけていればよいのですが……。 https://estar.jp/novels/25819468 このつぶやきでは基本的に執筆の裏側みたいなものを綴っていますが、今回は最終対決のババ抜きについて。 作中で主人公の莉亜が「ここまでの上位二人が最後まで残るって、こんなお約束みたいな展開があっていいの?」と言っていますが、このシーンだけは本当に現実のものとなっています。 七人集まってトランプを配り、それぞれの配役と座り位置を決めて、一回限りのババ抜き対決をしました。 最初から最後まで、誰の手持ちは何枚で、誰がペアを作って誰が最初に抜けてと、誰が最後まで残ったのか。すべて実際にババ抜きをしたものを、主人公の目線でお届けした形となっています。 その結果がなんとも作り話のようになったのが作者としても驚きです。これも何かの縁なのでしょうか。 最終的にこのトランプバトルがどうなったのか、それはぜひ本編を読んでもらえればと思いますが、こんな舞台裏を開示することで、これから読む人や、(いらっしゃれば)もう一度読む人に、より一層の臨場感みたいなものを味わってもらえたらいいなと思います。 それでは、勿忘荘の日常はまだまだ続きます。次の更新から第4話に入ります。 愛想が尽きていなければ、どうぞ引き続き、よろしくお付き合いください。
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