機微を滲ます描き方
 この種の切なさを、淡々と描く中で機微を滲ませるように書かれているので、心に引っかかるように残る作品でした。この初恋は、切ない。とても良い作品です。  後悔や羞恥、恥ずかしさな淡い想い。様々な感情は大きく揺らぐような書き方をしていないので、「根底にある想い」みたいなものを増幅させているかのようで、とても効いていました。  なので、ストーリーに感情移入し、最終ページの切なさがもう凄かった。これは、心に残りそうだなあ。セツナ短編の良作小説です。
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 ご感想、ありがとうございます。 感情表現が得意ではない主人公の設定だったので、感情をどこまで描写するかというのは迷ったところでした。 お褒めいただき光栄です!
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