空松かじき

執着の恐怖
 淡々としているが、不気味な怖さを放つ作品です。サイコホラーというのを彷彿とさせます。  男友達から恋人の女の子と別れるための理由にされてしまい、その女の子から恨まれてしまった主人公。最初はそこまで気にしていなかったのだが……という展開で話は進みます。  呪詛のように同じことを聞かされるのは、かなりの苦痛であることを思い知られました。読み進めていくと、男友達がなぜ別れたのか察するのは容易でしょう。別れるのも大変そうです。  なんだか他の人に移さないと、解けない呪いを思い浮かべました。
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