葛西竜哉

アップテンポのバディ小説
ホラーというジャンルを期待して読みに来た読者は裏切られるかもしれない。恐怖に息が詰まるドキドキ感も、ページを捲るのを躊躇するハラハラ感もないからだ。 けれど、登場するキャラクターの息の合ったテンポの良さや、二人が織りなす物語の展開には、ドキドキもするし、ニヤニヤもしてしまう。 実によく出来たバディ小説だと思いました。
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